クラッシックな雰囲気がトレンドですし...
年末年始も近いですし...
2020年、日本的なものにもう少し愛着を持ちたいですし...
この冬、着物を着ませんか?
唐突ですね、すみません笑
でも、着やすく扱いやすい着物が増えた今は着物をもっと日常的に着るためにとてもいいタイミングだと思うんです!
着物ってルールがいっぱいあって難しそう〜着るの面倒臭そう〜なんて思っている方、正解です。
でも、洋服だってよく考えればルール的なものたくさんありますよね。
きっとなじみ深さによる意識の違いだと思うんです。
究極をいえば、途中で崩れて脱げなければOK。
特に冬の間は羽織やストールを羽織ってしまえば帯の結び方だって適当でいいんです。足元もブーツはいたっていいんです。
洋服じゃ難しい柄on柄や主張し合う色同士の組み合わせも、着物なら本当に簡単!なんですよー!
着物を着たらぜひトライして欲しいヘアスタイルが、フィンガーウェーブ。
前髪がうねうねしてる、アレです。
(最近だと映画「人間失格」のヒロインたちがしていた、大正ロマンな髪型といったらイメージしやすいかも。)
その時代そのままのスタイルにすると、リアルにレトロな雰囲気になってしまうので...
適度に今っぽさを残したふんわり感あるフィンガーウェーブがおすすめです🌟
たとえば...こんなの↓
夏の終わり頃から冬にかけて、成人を迎えるお嬢さん方の前撮り撮影のお手伝いをすることがあるのですが、
最近はこんな感じの、レトロなエッセンスを6割くらい入れたヘアスタイルの人気がじわじわ。
ふんわりしているので、レトロになりすぎません。
基本的に前髪、顔まわりだけクラシカルムードなのでバックスタイルは自由。
合わせてレトロに仕上げてもいいし、くるりんぱやロープ編みでルーズにしてもOK。
フィンガーウェーブのやりかたにはいくつかありますが、ここではヘアアイロンとピンがあればできちゃう簡単バージョンをご紹介。
【用意するもの】
ストレートアイロン(もしくは26mm以下の細めのカールアイロン)
ヘアピン(アメリカピン、Uピン)
ダッカール
コーム
ヘアスタイリング剤(ジェルやスプレーなどお好みのもの)
【やりかた】
①フィンガーウェーブをつくりたい分の前髪を後ろ髪と分けておく
②前髪を好みの位置で分ける
③横に薄めにスライス(生え際から後頭部に向けて髪を取る)してストレートアイロンで強めにウェーブをかける。カールアイロンの場合は水平に巻く。
④全ての前髪を巻いたら、カールが1つになじむようにひとまとめにする。難しい場合は上下に分けてもOK
⑤カールを生かしながら顔回りに前髪を沿わせ、ウェーブの凹みの位置でダッカールで押さえる(この時ジェルやスプレーなどで形を整えながら作るときれいになります)
⑥全体の形が出来上がったら、ダッカールで止めていた部分をヘアピンで固定する
⑦反対側の顔周りも同様に仕上げます
⑧ヘアアクセサリーがあれば飾りましょう🌟
今回はウィッグで作ったのでスタイリング剤なしでふんわり&お着物に合わせたアクセサリー付き仕上げです。
ジェルとコームを使ってぴっちりめに作ると、よりレトロモダンな雰囲気になります。
ホットカーラーがある人はそちらを使うのもおすすめ!
あえてゴールドのヘアピンを見せるようにつけるのも非常にかわいい...💖
ヘアアレンジは後ろが見えないから苦手...という方も、フィンガーウェーブなら基本的に前髪だけなので取り入れやすいと思います。
ある程度前髪に長さがないと難しいですが、がんばれば短めでもいける...いけるかな...ドキドキ
前髪長めの人はぜひやってみてねー!